さて、きょうはお茶の流通について少しお話させていただきます。
最近は流通コストの無駄を省き、“少しでも安く”を売りに、直接、市場を通さずに販売をされている方たちを目にします。
この売り方にまったく問題はなく、そのことに反対の意見ももっていません。
2週間前に嬉野でセリ市場に言った際に、上の方とお話をしたのがお茶の品質のことでした。市場で出品されるされる茶葉は、茶の匠と言われる方達が目利きをし、よりよい茶葉を競り合って購入していきます。よい茶葉には高値がつき、評価されないもの茶葉には値段はつきません。そこには競争の原理がはたらきます。
つまり、セリを通して売買される茶葉は第3者の厳しい評価がされ、そこ品質が保証されるということです。

※セリの下見会場。茶師は1時間30分の間で
すべての茶葉を手にし、厳選する。
その姿は誰も声を掛けられないほど。

※セリ会場。自分たちが選んだ茶葉に値段がつきます。
電光掲示板にはセリ落とされる価格が表示され、よい茶葉になると
値段が上がりつづけ、競り落とされるまでには時間がかかる。
昨年、同じ上代で販売されている茶葉を集めて品質テストを行ったところ、上位に入った茶葉は、セリを通して作られた茶葉あったという調査結果がでました。
もちろん、直売で売られている茶葉の中にも、よい品質のものも販売されているので、この結果がすべてではありません。
値段重視か、品質重視で購入されるかはお客様の意思によるもので、私が口を出すことではありませんが、ただ、セリで真剣に葉選びをしている茶師の姿はお伝えしたいと思います。






